2024年11月12日
味

図書館で手にしたときには、お話しの上手な料理研究家の本だからおもしろそう!レシピもあるかな?と軽いノリだった私。
ところが読み進めていくうちに土井先生の度量の深さというか料理だけにとらわれない博識さに感動が止まらない。
料理の世界に係る歴史や技法の見識にも恐れ入るが、それよりも文章の美しさやまとめ方、引用される文献の多岐にわたる様子を見ているとやはり、彼は只者ではないことを思い知らされた。
TVで魅せるチャーミングな笑顔や言葉も素敵だけれど、勉強になりました。
Posted by lynos book at 13:47│Comments(0)
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