2012年05月26日

ami

遠い昔
考えていたことがある。あれは、夢だったのか今でも定かでは無いけれど。

もしも・・・
みんなが等しく平等ならば家や所有物全て共有にしたらどうだろう?

例えば透明の水道管のような道路が張り巡らされて

私が目的地までそこにあるモーターカーに乗り、着いたら乗り捨てる。

すると別の誰かがその車を使う。てな具合に
ami



「みんなのもの」として全てシェアしあえば、もっと争いや競争が減っていいんじゃない?と。

実際にヨーロッパなんかでは、そういったシステムがあるらしいですね。自転車なんか。


『もどってきた アミ』  エンリケ・バリオス著
前作同様、アミの世界では、私が考えた夢の世界が現実となり、言いようのない驚きと喜びがこみあげてくる。

一瞬で身体を浄化する装置。わずかな時間で英気を養えるカプセル。すすんでるー。

地球人が、いかに発展途上であるかを思い知らされる。
主人公のペドゥリートとアミの会話では、主人公と一緒に自身の思い上がった考えに赤面してしまった。
この本は、ファンタジーであり、黙示録であり、禅問答である。


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Posted by lynos book at 11:45│Comments(0)
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